Contribute導入が有効ではないケース

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ここまでは比較的Contributeの有益性ばかりを扱ってきましたが、Contributeの導入がうまくいかないケースや、費用面等も含めおすすめできないケースにも言及しておきたいと思います。

1.運営に関わるスタッフが50人を超す場合

Contributeは単体のソフトウェアですので、人数×単価でライセンス数がかかります。定価は21000円ですので、50人を超えるとソフト購入だけで100万円以上のコストがかかります。
ここに、導入支援や権限分掌の設定などの費用も含めると、おそらく全体で200万円以上のコストとなってしまい、CMSを導入するのとさして変わらなくなってきてしまいます。
Contributeには、サーバ環境とセットで多人数のアカウントを管理する、Contribute Publishing Serverというソリューションもあるのですが、どうしてもソフトウェアのライセンス費用が高額になってしまうため、導入は進んでいません。
このように、運営に関わるスタッフは50人を超える場合は、ユーザ人数に関わらず一定の機能を一定価格で提供するCMSを選択肢に入れた方がパフォーマンスが上がると思います。

2.運営に関わるスタッフの人数が多く、頻繁に入れ替わり、それを管理者が把握するのが困難な場合

上記と同様、Contirubuteはソフトウェアのため、インストールという作業が発生します。
人数が少ないうちはそれでもいいのですが、人数が増えてきてしかも頻繁に入れ替わるようなケースでは、ライセンスの管理が煩雑になってしまい、あまり有効に機能しないことが想定されます。
しかも、Contributeをインストールしなければ使えないわけですから、組織の中に、Contributeをインストールできない環境があったり、FTPなど外部との通信に制約がある環境があるなどの場合は、そこがボトルネックとなってしまいます。
また、多人数でソフト環境を合わせようとする場合、ヒューマン的な取りまとめも難しくなることが予想されます。
(リテラシーの低い人や新しいものの導入に非協力的な人をどう巻き込むか、等)
その場合、コストや手間を考えると、サーバサイドで動いて、ブラウザさえ入っていれば環境を統一できるCMSという選択肢の方が有益なように思います。

3.フルflashサイトや、デザインパターンが定義できないほどデザイン性が高いサイト

Contributeは、「企業ウェブサイトは、ある程度レイアウトが決まっていて、基本パターンをベースにしたページ追加や、あらかじめ想定されるパーツを作っておいてその組み合わせとコンテンツの入れ替えによってのページ制作が可能だ」という考えに基づいています。
よって、フルflashサイトやデザインテンプレートが作りづらいサイト、アセット(ページを構成するパーツ群)の定義が難しいサイトはContributeでの運営は難しいです。
そもそも、flashを扱う必要があったり、1ページごとに新たなデザインを生み出していく必要があるようなサイトについては、無理に企業側で運営しようとせず、制作会社に都度委託するのが、総合的に見ると得策だと思います。

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以上のようなケースでは、Contirbuteの優位性を活用できませんので、CMS、都度委託などを検討したり、いっそクリエイターを採用するなどの手段を検討すべきだと思います。


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このページは、simが2008年9月24日 10:52に書いたブログ記事です。

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